
墓じまいとは
墓石を解体・撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することを言います。
お墓に納められているご遺骨を勝手に別の場所に納骨したり廃棄したりすることは、法律違反となります。
行政手続きを行い、墓じまいをした後の代表的な供養方法をご紹介いたします。
供養の方法として
近年では「散骨」を選択される方が増加しています

散骨
亡くなった人の遺骨を特定の場所や自然の中に散布することです。これは、亡くなった人の最後の希望や思いを尊重し、自然との一体感を感じる供養方法です。海や山、川などの美しい景色や、故人が特に愛した場所に散骨することが一般的です。
墓じまいをすることで「お墓の管理の手間がなくなる」ことがあげられます。
遠方にお住いの場合の管理など負担となる場合がございますが、その負担から解放されますし、子孫世代への負担も解消できます。
また、お墓の継承をする方がいない場合はきちんと供養をすることで無縁墓地化を防ぐことが可能です。
故人の方の想いを大切にする供養として
近年注目されているのが
自然葬(散骨)です
散骨のメリット
-
散骨後すぐに自然に還ることができる
散骨は自然との調和を促し、亡くなった人が自然の一部となることを可能にします。海や山などの美しい自然環境で散骨を行うことで、亡くなった人の存在が永遠に続くという感覚を得ることができます。
-
故人の好きな風景、思い入れの場所で供養ができる
散骨は遺族や友人にとって、亡くなった人を偲び、思い出を共有する特別な機会となります。散骨の場所を訪れることで、亡くなった人との絆を感じ、彼らの思い出を新たな形で追悼することができます。
-
費用が抑えられる
散骨はお墓や墓地の維持管理費用が不要なため、経済的な負担が軽減されます。永代供養と異なり、特定の場所に永久的にお墓を建立する必要がないため、費用の面でもメリットがあります。
墓じまいから散骨までの流れ
-
お墓のお写真をメールしていただくだけで、簡単にお見積りを取ることが可能です。
撤去費用はお墓の広さ、墓石のサイズにより決まります。 -
今までお世話になったという感謝を伝え、改装に必要な書類を用意。
書類の書き方などわからない部分は当社がしっかりサポート致します。 -
お墓を建てるときに魂を入れていますので、撤去する際には魂抜き(閉眼式)を行います。
お寺さんとのお付き合いがない方は、お寺さんの紹介、手配などもしております。お気軽に申し付けください。 -
お墓の納骨所にある遺骨を取り出します。
遺骨は骨壷か納骨袋という袋に入って墓石の下の納骨所に保管されているのが一般的です。
閉眼式でご用意いただくものは、仏花とお数珠です。納骨式とちがいお供え物(おまんじゅう、フルーツ)はしないのが一般的です。 -
ご依頼から2~3週間以内にお墓を解体撤去します。
お急ぎの方はご相談いただけましたら、できるだけ早く作業させていただきます。 -
粉骨の為、ご遺骨をお預かりいたします。
海洋散骨のプランや日時をご相談の上予約頂き、散骨となります。